きっと、また逢える
2011-09-21


禺画像]
※今回の記事は、文体を変えて綴っています。
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昨夜の楽しかった宴が幻だったかのように、
早朝から眩しい朝日がキャンプ場を照りつけた。

いったい、どれくらいの時間が過ぎたのだろう・・・

朝方、夢の中でオルビスIOのエンジンが始動した事を覚えている。
そして、ZIL520のエンジンが始動した事も。

この瞬間、私は夢の世界から現実の世界へと覚醒した。

しかし、遅かった・・・

オルビスIOの出発には間に合わず、
ZIL520の出発には寝ぼけ眼でお天道様。

物事を冷静に捉えられるようになった頃には、
両サイドにキャンピングカーの姿はなかった。

あの夜は幻だったのか?

いや、そんなことはない。

キャンプ場に残された二台のタイヤ痕。
これは、あの夜の楽しかった出来事を物語っている。

私はしばし地面を見つめながら、

「また逢えるよね?」

そんな事を呟きながら、朝食の準備を開始した。

2011/08/28 -前のり強行車中泊旅-


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